葉酸(ようさん)という名前の由来は、ほうれん草の葉っぱから見つけられたことに起因します。実は葉物にばかり含まれているのではなく、レバーとか他の食品にも入っています。
とくに葉酸は妊婦さんに必要な栄養だと強調されることが多いですけど本当なのでしょうか?
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なぜ葉酸は重要なのか
妊婦さんでなくとも葉酸はとても大事な栄養素で体内で重要なはたらきをしてくれます。
- 細胞を作り出す
- 赤血球を増やす
それから動脈硬化のリスクを間接的に減らす作用もあります。
細胞分裂を促して美容に貢献
葉酸の効果として肌や髪の毛をキレイに保つことを目指せます。
健康だけではなく、美容の観点からもかなり優秀な栄養素になります。
普段からしっかり摂取しておくべきですね。
赤血球を増やして貧血対策
貧血は鉄欠乏性貧血と、悪性貧血の二種類に分類できますが、
その中でも特に葉酸は悪性貧血の対策に役立ちます。
ママニックには鉄分もしっかり配合されているのでどちらのタイプの貧血対策にも使えます。
葉酸をサプリで摂るワケ
葉酸の1日の摂取目安は240μgと定められています。ですが、妊娠期になると400μg~480μgは必要になります。
妊娠しているときに一番葉酸が必要になります。その最大の理由は、生まれてくる赤ちゃんの神経管閉鎖障害という先天性疾患の発症リスクを減らすためです。
食べ物から葉酸をとることを考えるとかなりの量になってしまい現実的ではありません。そこで葉酸サプリで効率的に摂取する必要があります。
食事からだけだと莫大な量になってしまいますが、サプリであれば少量でしかも水で飲むだけですからね。食事の献立を考えたりする余計なストレスが一切かかりません。
ただ1つ、注意しなければいけないことは過剰摂取のみです。
葉酸が上限を超えるとどんな副作用があるの
上限である1000μgを超える葉酸を体内に取り込んでしまうと、じんましんなどの副作用が出る可能性があります。ほかにも食欲不振、吐き気、不眠、むくみ、かゆみ、呼吸障害などの症状も報告されています。
サプリは簡単に飲めてしまうので間違えても過剰に摂ることは避けなければいけません。
それに妊娠後期である30~34週に過剰摂取すると小児喘息のリスクが25%上がるというオーストラリアで報告されています。
葉酸は必須だけど過剰摂取はリスク大
葉酸は妊婦さんには特に必要な栄養素ですが、その規定量を守らないと副作用や子供の喘息リスクが上がる可能性もあります。
まず日常生活で規定量を超えるようなケースはないはずですが、どうしても不安な場合は、産婦人科でのアドバイスあるいは薬局などで薬剤師さんに相談してみるといいでしょう。